『銀行狐』

本屋さんで何か面白そうな本は無いかなと物色している時に見つけた本。

銀行狐 (講談社文庫)
講談社
池井戸 潤

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この作家さんは知らなかったんですけど、タイトルからして元銀行関係の人だったんだろうなと察せました。
銀行関係のタイトルの作品が多かったから。
プロフィールを見ると、やはり元銀行員の方でした。
なぜ目についたかと言いますと、そこの本屋さんでプッシュしていたらしく、作品が纏めて平積みされていたから。
『下町ロケット』という作品で直木賞を受賞されたらしく、それでプッシュしていたのかもしれませんね。
私は興味のある本しか読まない人間なので、文学の賞の受賞のニュースを見ても「ふ~ん」って感じなんですけど、賞を受賞する事によって本屋さんとかで販促に力を入れてもらえるとすると、やはり受賞の価値もあるんでしょうね。
いや、受賞する事自体が名誉であり、ものすごく大変な事だとは理解していますけど、賞を取った=面白いと、必ずしも言えない部分てあるじゃないですか。
なので、私の場合は賞を取った作品だから読んでみるって事にはあんまりならないんですよ。
だから受賞作品が購入の決め手にはならないですけど、今まで知らなかった作品が目につくところに陳列されてて、そして面白かったというのは受賞のおかげかなと。

さて、この『銀行狐』ですが、タイトルを見ればわかるとおもいますけど銀行がらみの話で、短編集となっております。
沢山本がありどれを読もうか悩んだんですけど、作風も知らない作家さんなので、無難に短編集にしようと思って購入しました。
ジャンルは金融ミステリーなのか?
破綻した銀行の支店の金庫室で身元不明の死体が見つかることから始まる話や、銀行に脅迫状が届いて・・・と言う話、婦女暴行連続殺人事件の話とか、なんか色々でした。
どの話も元銀行マンならではという内容で、あまり知られていない銀行業務やシステムについて詳しく描かれており、ストーリーとは別のところで感心したりしましたね。
私が一番「へ~!」と思ったのは、一番最後の話の『ローンカウンター』でした。
ストーリーも「そうくるのか!」という感じでしたし、何よりもATMってこうなってるんだね~ってちょっと驚いたりしました。
こういう専門的な知識と言うか、特殊な業務の経験って得難い物だなって思いました。
作家としての大きな強みですよね。
文章も私には読みやすかったので、他の作品も読んでみたいと思います。
せっかくなので『下町ロケット』を読みたいのですが、文庫化していないみたいなので、文庫になるまで待ちます。
久しぶりに読書週間に入るかも。

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